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2017/10/29 累積走行 201,982km

  ファイル011:【夜景?カケイ? 第2弾】


 漢字の読みは難しいです。 特に人名地名に関するものは読めなかったり多々ありますよね。 家系ラーメンを「いえけい」と読めずに「やけい」「かけい」と話していた若者のことを大分以前にお話しました。 まあ、その土地に暮らしていないと、なかなか判りづらいのは致し方ないことですね。 その昔、難読駅名の当てっこで遊んでいましたっけ。 『野江内代(のえうちんだい)』『放出(はなてん)』『河堀口(こぼれぐち)』『深日町(ふけちょう)』関西は難読の宝庫です。 駅ではないですが京都の『東一口(ひがしいもあらい)』なんて、これは絶対読めません。

 さて、桜木町・みなとみらいって場所は年間7,500万人もの人々が訪れる大都会です。 日本の人口の凡そ半分ですよ!驚きを通り越してあきれますよね。 その桜木町駅タクシー乗り場がロンドンタクシーのホームグラウンドな訳です。 いろいろな地方から、横浜って初めて〜なんて方々も多くお越しでして、横浜人としてまず最初にお客様に応対するのが私たちタクシー運転手であります。 まあ、色々あります。。。。 お客様が行き先を告げる、そこから珍問答が始まります。

「だいさんきょう」

最初、第三京浜の事かと思いましたよ。「を!東京!!」という期待が、次の瞬間落胆に変わるわけです。

  私:「第三京浜でどちらですか??」
お客様:「だいさんきょう客船ターミナル・・・」
 大桟橋(おおさんばし)ですね(笑)、もう訂正しませんわ。
  私:「はい! かしこまりました。」  と、ニコッと笑顔。

「せきうち」

横浜のタクシー運転手なら、必ず一度は耳にしたことがあるワードでしょうね。

お客様:「運転手さ〜ん、セキウチのパセラ
  私:「はい、パセラですね」  と、ニッコリ。

 結婚式の2次会でよく使われるパセラ。 市外からお越しのお友達でしょうか、ワイワイ大騒ぎで楽しそう。これね、二重に間違っているのですわ。 まず『せきうち』は『関内(かんない)』の事です。 関内は駅名にもなっているので有名なのですが、一寸難読の部類ですね。
 幕末の開港の頃、現関内駅の直ぐ横を“派大岡川” が流れていて吉田橋が架かっていました。 その脇に関所を設けて港方面に入ろうとする人達を監視していたのです。 まだ脇に日本刀をぶら下げていた時代、中には港周辺に沢山いた外国人に向けて刃を抜くテロリストも混ざっていたのです。 開港場の外国人らの安全を守るための関所だったんですね。 港は関所の内側だから『関内』、反対に伊勢佐木町側は『関外』と言いますが、このワードは死語に近いもので、お客さんから聞いたことはありません。 パセラは羽衣町ですから“関外”、よって二重に間違っちゃっているのです。 でも、「関外のパセラへ行って!」なんて言われたら、この人何者?って感じで逆にビックリしますね。

「かまかいでなんけい」

 最初に言われた時は素直に『それは何処ですか?』と聞き直しました。 でも、もう最近は怒りさえ覚えますね。 これは分解しないと判りません。 『かまかい』は鎌倉街道の略。 そして『なんけい』は南警察署ですわ。
 運転手を試しているのか馬鹿にしているのか、言葉がぞんざい過ぎて非常に不快感を覚えます。 やれやれ・・・お口直しに最後のトドメ。

「だいこくふがしら」

 もう何を言っているのか判らないレベル。
“フーちゃん麩菓子” を連想しましたよ。。。
賢い皆さんは既にお解りかと思いますが鶴見区の『大黒ふ頭』ですね。 笑いを堪えるのに必死ですよ、ホント。

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