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2019/02/05 累積走行 260,057km

ファイル025:【なぜ、自動ドアじゃないの??】

「すみませ〜ん!自動ドアじゃないので、開けて乗って下さ〜い!」
「Please open the door by yourself ! Junp in !」

こんな感じ。
   運転手が降りていってドアを開ける、業界では “ドアサービス” と言いますが、そんなのサービスでも何でも無くて至極当然程度に私は考えています。
 別に格好を付けて言うのでは無くて、そうすることが安全だし、事故防止上ベターな方法だと思うからです。 まあ、今まで自動ドアで相当嫌な目を見てきているので、まさに自動ドアが嫌いなんですね。

 自動ドアの仕様には3タイプあって、手動ロッド、空圧式、電動式ですね。 電動式は最近出てきた方法で、つぶさに見た経験が無いので評価出来ませんが、Youtubuで見る限り従来物と大差有りませんね。 手動と空圧は大栄交通時代に使用経験があります。 どちらの方式も酷い物で、運転手の意のままに動かせない。 開閉途中はブランブラン状態で、ここで止まって欲しい処で止まらないし、止められない機構なのです。 強風時には開閉不能になったり、急坂では押さえていないと勝手に動いてお客様の足を挟んだり、塀や電柱にドカンと当たったり、もう散々。 後方確認が不十分で、後ろから来た自転車にヒットして人身事故になったり。 自動ドアって、運転手が雨に濡れなくて済む用品なんだと、今でも思っています。 こんな中途半端な物に改造費何十万円も出しますか?? あほくさい。  と言うわけで、私のロンドンタクシーは手動ドア。

 タクシーは自動ドアでなくてはいけない、と主張するお客様が稀にいらっしゃいますが、私は耳を貸しません。 タクシーのドアは運転手が開けるもの。 そこは確かにそうですが、自動ドアは、必ずしも必要ではありません。 ただ日本の独特の文化です。

 流していて街でお客様をお乗せする時に、以前は降りていって私がドアを開けていました。 降りてきた私を見て、お客様は相当驚いたご様子で、ちょっと笑えるくらい。

「なんでそんなことをするんだ! 早く行け!」

ああ、こういうケースも当然ありだよな、そう思った事もありました。 それと私も右側へ降りる時に若干危険を感じていたので、ある時からRolling Takeoff(流しでお乗せする場合)は運転席から降りずに、お客様へ声を掛けて自分でドアを開け乗って頂くようにしました。

 両手に荷物を持っているなど乗降介助が必要と判断出来れば、躊躇無く降りていきドアを開けて差し上げます。 それと、Standing Takeoff(タクシー乗り場での乗車など)時は、今でも100%ドアサービスです。 勿論、下車時は100%ドアサービス。 これは料金精算と、忘れ物の確認です。 この6年間に3〜4件の遺失物がありましたが、どれもお客様がご自分でドアを開けて出て行かれたケースでした。 「ありがとうございました〜」ってそのまま発車して、次のお客様が「忘れ物があるよ・・・」という失態。 やっぱり降りていくべきだったな〜と後悔しても後の祭り。

 ちなみにロンドンではお客様が自分でドアを開け閉めします。
もっと言えば、ロンドンでは運転手の許可を取ってから乗ります。

○○○へ行ってもらえますか? ああ、良いですよ、どうぞ!

で初めてドアを開ける。 こうでなくちゃ!! 乗車をお断り出来る(爆笑)。
運転手が、「いや行けないんだ」 と言えば乗客は引き下がる。 当たり前だと思います。

 路肩に止まって日報を書いていると、何も言わずに勝手にドアを開けて乗り込むお客さんがいます。(を“様”ではない!)
 読者の皆さん、あなたは違和感は感じませんか?

 もし、あなたの家の座敷に勝手に見知らぬ人が上がり込んだら???

だって、タクシーでしょ? って、それ理由になりますか??
常識というか、最低限のマナーが問われているのではないでしょうか。 自分には最大限の満足を、他人には限りなく無頓着で、そんな社会は御免被ります。

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