これまでの歩み

ページ上に戻る

速度超過22km/hで覆面パトに御用!となる。

 その日、いつもの時間に出勤すると、自分の担当車両は本社の整備工場に入庫して何やら作業している様子です。 昨日乗った反対番氏が何かやらかしたか?と工場担当に問うと、

  「タクシー無線機の更新工事が入ってて今日は使えないから別の号車でしょう」

だと。 普通、こういう予定でわかっている工事は、その車両の担当者が公休の日に作業するものです。 なんで俺の出番の日に作業日程をぶつけるんだ? 段取りが悪いぞ! 早速事務所へ行き、ダイヤ編成の担当業務主任に喰い付きます。 昔の乗務員なら、そのまま仕事を放り出して自宅へ帰ってしまうパターンでしょう。 乗務員に対して、とても失礼なことなのです。 乗務員は会社にとって、唯一お金を稼いできてくれる大切な存在なのです。 ですから、会社は乗務員が気持ち良く働けるように、あれこれ算段するものなのです。

  「仕方がない。これは貸しにしておく」

 と、言い残してオンボロ代車に乗って乗務開始です。 私の担当車両はトヨタ・クラウン・スーパーデラ黒、新車のセダンです。 本日の代車はスタンダードセドリック。 運転感覚はおろか、スイッチの在処や取扱いから全て違うのです。 おまけに、あろうことか頭の後ろのアクリル防犯板が曇っていて、後方確認がおぼつかないのです。 参りました。 ものすごく、余分な神経をすり減らします。 気分転換どころでは解決せず、危険なので流しはせずに、横浜駅西口の乗り場に入り駅付けです。 まあ、考えても仕方ありませんので、忘れます。

 駅付け営業も夜を迎えて佳境に入ってきました。 売上も順調に伸びています。 そして、終電の時刻が迫ってきました。 横浜駅の終電客は何処へ行くかわかりません。 平塚、小田原、相模原、横須賀、、、つまり、ロング客の確率が高いのです。 終電まで30分を切ろうかという頃、相鉄線西谷まで帰るサラリーマン氏が御乗車です。

   まずいな。西谷へ行って、終電までに戻れるかなあ?・・・

 そりゃあ、戻ることは物理的に可能でしょう。 でも、終電客が残っていて、おマンマにありつけるかどうかの心配はあります。 無事に送り届けて、すぐさま西口乗り場に向かいます。 深夜の16号相模原街道はガラガラ。 止せばいいのに、アクセル全開で。(爆笑)

 後ろに不審な白いクラウンが付かず離れず続行していることは知っていました。 ヘッドライトの色が覆面パトカーを意識させました。 しかし、まさか、と何故かそう思ったのです。 道路工事の現場に差し掛かり、車線が狭まった時です。

   後ろから赤い光が、パッ、と一瞬点きました。

 平成21年1月27日午前1時03分。 サイレンは、聞こえませんでしたが、「左に寄せて止まって下さい」という声はハッキリ聞こえました。 制限速度50km/hのところ、22km/h超過でした。

 

≪前の記事へ|TOPページへ|次の記事へ≫

ページ上に戻る

  

メールフォームからは24時間送信できますが、お返事は営業時間内になりますことを
予めご了承下さい。

タクシーご利用に関するご質問など、どうぞご遠慮なくお問い合わせ下さいませ。

横浜シティガイド協会会員
が運転する、特別な個人タクシーのご案内です。

初めて横浜を訪れるお客様には、 特にお薦めいたします。
素敵な景色と楽しいガイドで巡る、
特別な横浜ツアーです。

詳しい内容など、お気軽にお問い合わせ下さい。

ご予約はお早めに